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公務員3年を振り返って⊆臧个慮志

公務員になって、最初に覚えた違和感は「主賓の厚志」でした。
私がコンサルタント会社にいた10年間で一度も聞いたことがない言葉で、まったく理解できない考え方のしきたりでした。
私が市役所に入り、配属先に初めて顔を出したとき、歓迎会の幹事をしている先輩職員がこそこそと近づいてきて、私にこう言いました。
幹事)○日に歓迎会をするから、今日じゃなくてもいいんだけど、コウシ持ってきてくれる。
私)コウシってなんですか。
幹事)ん〜それはだなあ、寸志のことだ。
私)私の歓迎会ですよね。何の寸志ですか。何かあるのですか。
幹事)いやいや、そうじゃなくて。まあ、なんていうかな、「これからよろしくお願いします」っていう意味の寸志だよ。前の会社の時になかった?
私)なかったですねー。歓迎会に招待されているんじゃないんですか?
幹事)招待されているんだけど、まあ、昔からのやり方で、なんていうかなあ、「よろしくお願いします」っていう意味なんだよ。○○円でいいから。
私)ヘンなルールですね。私のいた会社にはそんな習慣はありませんでした。私自身長い間幹事もやりましたが、主賓からお金を取るなんてことは一度もありませんでした。まあ、市役所のやり方でしたら仕方ありませんよね。封筒か何かも要るんですか。
幹事)ああ、封筒も頼む。悪いな。

この習慣、いまでも続いています。
それからずっと、厚志を集めている姿を見るたびにおかしなルールだということを私は言い続けているのですが、市役所しか知らない職員は、これが正式なやり方だと言っています。
昔はそうだったのかもな、と考えたこともありましたが、やはりおかしいなと思うことがまだあるんです。送別会と歓迎会を別々にやらないんです。
私の感覚では、別々にやるのが普通で、一緒にやることがイレギュラーだと思うのですが、必ず一緒にやります。そして、送られる人も迎えられる人も上座に並べて座らされます。別れの盃を交わしている隣で、「よーきたなー」なんて声が聞こえてくるんです。私にはこの感覚も理解しにくいですね。雰囲気も何もあったものじゃありません。建前かもしれませんが、送別会はしんみりやるもので、歓迎会は明るく楽しくやるものです。正式なやり方にこだわるのなら、厚志よりも、送る人と迎える人への礼儀を正式なやり方ですべきです。
こういう正論を言っているようで、本質が完全に正論から外れていることって、市役所にはたくさんありました。不思議なことですが、普通違和感あるだろうって思うことでも、何も感じない人が多いんですよね。

今度、私の送別会がありますが、こんなやり方とっととやめた方がいいと思いつつも、厚志を持っていく自分が情けない。残念ながら、この風習は変えることはできませんでした。残念!
イマジン * 公務員 * 15:35 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

コメント

 イマジンさんこんにちは。

 こちらのJVでは去りゆく人がビアパーティの主催者になったり、ケーキを配ったりしています。まぁ、私の感覚では歓迎会や送別会では当事者の方から費用を徴収するなんてことは考えもしませんね〜。
Comment by ふるのぶ @ 2008/02/18 7:53 PM
そうですよねえ。
でも、ちょっと毒を吐いたせいか、昨日はひどい頭痛に悩まされました。
Comment by イマジン @ 2008/02/20 8:55 AM
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