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スイス紀行カペル橋(ルツェルン)

スイス紀行の3回目は、ルツェルン(Luzern)のカペル橋(kapellbrücke)です。
この橋は、14世紀に架けられた屋根付きの木造橋で、ヨーロッパで最も古い木造橋といわれています。
17世紀になって、欄間のようなところに三角の板絵が110枚描かれました。橋の両側はいつも花で飾られていてとても美しく、観光客の目を楽しませてくれます。

私がカペル橋を知ったのは、7年ほど前だったでしょうか。
3人で担当していた橋梁設計業務で、客先から屋根付きの歩道橋を検討してほしいと依頼されたときに、一緒に担当していた他の二人が口をそろえて「カペル橋」を挙げました。
一人は火災が起きる前に行ったことがあり、もう一人は火災のあと復元されたときに新婚旅行で行ったことがありました。なのに、私だけが行ったことがなかったので、私もぜひ一度行ってみたいと思いました。
それがようやく実現しました。
Yさん、Oさん、このブログを読んでくれていますか。
私もとうとうカペル橋を渡りましたよ。


私がルツェルンに到着したときは、曇り空で少し残念だったんですが、夕方、薄暗くなってきて照明が灯り始めると、昼間とは違った美しさのカペル橋を見ることができました。
中央の塔は、「水の塔(Wasserturm)」と呼ばれていますが、昔は軍事目的(拷問部屋など)として使われていたそうです。


旧市街のほうから見たカペル橋です。見る角度によって雰囲気が変わるのも、このカペル橋の魅力のひとつでしょう。


こちらは、旧市街側の橋の入口です。
入口という表現は、橋ではあまり使いませんが、カペル橋は橋の形をした美術館のようでもあるので、入口という感じでした。


板絵には、ルツェルンの守護聖人の生涯が描かれているそうですが、残念ながら、1993年に火災にあって、ほとんどが焼失してしまいました。
あ、そうそう、この写真でかろうじてわかるのですが、板絵の焼失のほかに、もうひとつ残念なことがありました。
欄干のところに斜材が入っているところがあるのがわかるでしょうか。こういう感じで、実はアーチになっているところが、焼失前のカペル橋にはあったそうです。
橋は完全に復元されたと聞いていたのですが、今回行ってみたら、アーチの部分は見つかりませんでした。どうやら焼失したところにアーチ橋の径間も含まれていて、復元するときに、アーチから他と同様の形式に変えられてしまったようです。


わかるでしょうか。痛々しいですよね。
一番手前の絵はほぼ健全ですが、その先の2枚はすすで真っ黒になっています。そして、その先は橋が新しい木材で再建されていて、板絵はありません。たぶん、80枚くらいが焼失または一部焼けてしまったと思います。大変残念ですね。


翌日は見事に晴れ渡って、美しいカペル橋を見ることができました。

今回初めてカペル橋を渡って、火災の跡にはちょっとショックを受けましたが、やはり美しい橋だと思いました。いい思い出になりました。
イマジン * ヨーロッパの橋 * 05:27 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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