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北イタリア紀行┠法橋

北イタリア紀行の8回目もヴェネツィア(Venezia)です。
今回は、カナルグランデの4番目の橋をご紹介します。


こちらは、サンタルチア駅とローマ広場(バスターミナル)を結ぶ橋です。
カナルグランデに架かる第四の橋です。
この橋のことを調べるのには、少し苦労をしました。
私が持っていった地図には、この橋はなく、ホテルでもらった地図には、運河を渡る白い線はあるものの、橋の名前は書かれていませんでした。
それで調べるのに苦労したのですが、ようやくこの橋の正体がだいたいわかりました。
名前は、憲法橋(Ponte della Costituzione)というようです。昨年の9月11日に供用開始されたばかりの新しい橋のようです。
支間は94mもあるようです。


こちらは、橋の下から見たところです。
面白いディテールですね。
鋼管を使った立体トラス構造ですが、橋軸方向に通る5本の主部材を連結する方法がとても変わっています。中心の1本から放射状に連結する部材が出ているんですね。
外の4本は相互には連結されていないので、ねじりを受けると弱そうな構造に見えますよね。
それでもなおこの構造を採用したのは、外の部材同士を連結すると、煩雑になるからなんでしょう。外の部材をつなぐ横部材がうっとうしく見えるかどうかは人によって感じ方も違うと思いますが、そうした部材を一切なくして、ハッとするような見せ方をしているんですね。
それで、中央の鋼管から放射状に出す部材を太くして局部的なねじりにある程度抵抗できる剛性を持たせているのだろうと思いました。


こちらは、サンタルチア駅の近くにあったものです。
これを見たとき、憲法橋の桁断面だと思いました。でも写真で比べると、よく似ていますが少し違うようだとわかりました。説明が読めなかったので、よくわからないのですが、検討段階で大型模型実験か何かに使われたものかなあなんて考えたりもしました。
ネットで少し調べて見たら、憲法橋完成のニュース記事に架設状況の写真を見つけましたので、ご紹介します。

















イマジン * ヨーロッパの橋 * 06:26 * comments(1) * trackbacks(0) * - -

コメント

Noahさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
この橋のデザインはユニークですよね。
土木技術者の設計ではなく、建築技術者の設計なんだろうって思いました。
歩道橋で支間94mの単純桁という条件でしたら、私なら鋼箱桁を考えたと思います。
塗装面積が少なくなって、維持管理費を抑えられますからね。それに、憲法橋にはフェアリングのようなものが付いていますので、風対策にちょっと苦労したのだと思うのですが、箱桁なら風への対応もしやすそうですしね。
まあ、凡人にはちょっと考え付かない構造の橋だと思いました。
また面白い橋を見つけたらご紹介したいと思います。
Comment by イマジン @ 2009/04/18 1:00 AM
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