<< January 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 北イタリア紀行Ε汽鵐泪襯海箸修亮辺 | main | 北イタリア紀行┠法橋 >>

北イタリア紀行Дナルグランデの3橋

北イタリア紀行の7回目もヴェネツィア(Venezia)です。
今回は、カナルグランデに架かる3つの橋をご紹介します。


まずこちらは、サンタルチア駅に着いてすぐに目に入ってくるスカルツィ橋(Scalzi)です。
この橋はもともと鉄の橋であったものから、1933年に石橋に架け替えられたそうです。アーチ支間は40mあるそうです。
鉄から石という架け替えは、とても珍しいですね。
旧橋は、腐食の問題で架け替えられたのでしょうか。
石造りアーチは、海の潮(防食対策)と船舶の航路(桁下空間の確保)のことを考えると、自然な選択に見えます。
しかし、実はもうひとつ重要な問題があると私は感じています。それは、北イタリア紀行イ任款匆陲靴拭⊃賛紊量簑蠅箸盍愀犬靴討い訥晴爾量簑蠅任后
ヴェネツィアでは地盤沈下が問題になり、地下水の使用を止めました。しかし、それだけでは沈下の問題は解決しません。もともと干潟に作った街なので、軟弱な地盤の上に大量の杭を打って島を維持しています。「ヴェネツィアを逆さまにすると森ができる」といわれるのは、それだけ大量の木杭が打ち込まれているということを喩えたものです。下が弱いので、重いものを乗せれば沈んでいくのです。
この沈下の問題も考えると、私はこのカナルグランデに架ける橋は、石橋よりももっと軽量な鋼橋のほうがいいんじゃないかって考えました。




カナルグランデを南に進んでいくと、スカルツィ橋の次に出てくるのがリアルト橋(Rialto)です。
1592年にヴェネツィア本島のほぼ中央に架けられたヴェネツィアのシンボル的な橋です。アーチ支間は29mだそうです。
この前もご紹介しましたとおり、木製の跳ね橋が火災で焼失したため、石橋に架け替えられたものですが、その前には、見物人の重みで崩壊したこともあったそうです。




こちらはカナルグランデの最も南側に架かる3番目の橋、アカデミア橋(Accademia)です。
ウィキペディアには1933年に木製の橋として建設されたと書かれていましたが、下から見たら鋼橋でした。
1933年に木製の仮橋として架けられた後、1948年に鋼製アーチで補強され、1986年に構造部材は鋼製で、外観は旧橋のように木製部材で化粧した橋として、再建されたそうです。
アーチ支間は48mあるそうです。
カナルグランデの3つの橋は、それぞれに特徴があって面白いですね。
イマジン * ヨーロッパの橋 * 01:02 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ