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エジプト

2008年4月にドイツに来て以来、ヨーロッパから出たことがありませんでしたが、初めてヨーロッパを出る決心をしました。
行き先は、エジプト。ちょっと奮発しました。


私たちの搭乗予定のフライトは、2時25分デュッセルドルフ発のカイロ行き。
しかし、朝8時に目が覚めると、外は一面銀世界・・・
さっそく空港のホームページをチェックすると、すべてのフライトが見合わせていました。
子どもは大喜びでさっそくソリ遊び。

11時を過ぎてもデュッセルドルフを発着した飛行機はなし。
キャンセルという文字もかなりの数になって目立つようになってきました。
実は、この時点では荷造りがまだできていませんでした。
というか、朝、外の景色を見た瞬間から、フライトのキャンセルを確信していて、荷造りをする気になれずにいましたので、このときに翌日に予約していた日本語ガイド付きピラミッドツアーのキャンセル手続きをしていました。

11時50分、目を疑うことが起こりました。
ミュンヘン行きのフライトに「搭乗開始」の文字が・・・
嬉しい気持ちもありましたが、まだまだ「まさかなあ」って思いで空港のホームページを見ていました。

12時を過ぎて、搭乗開始の文字がもう一つ増えたところで、疑いから焦りに変わりました。
必死に荷造りして、なんとか1時前に家を出て、自分の家の前の歩道は居住者が雪かきをしないなければならないというドイツの法律に感謝しながら、かろうじて除雪された1m弱の幅に後ろ手に持ったスーツケースを通しながらトラムの駅に向かいました。
しかし、どうもトラムは動いていない気配だったので、タクシーに乗るために1つ先のターミナル駅までの700mの雪道を必死に走りました。
息を切らせてようやく着いたタクシー乗り場でしたが、モノケノカラ・・・
これはピンチと、本格的に危機感を覚えたところで、1台のタクシーがやってきて、私たちの目の前で客を降ろしました。

救いの神現る!
このタクシーに乗せてもらい、空港に運んでもらいました。
タクシーに乗ると意外にも道路はすいていて、1時半に空港に着きました。
出発は5時間ほど遅れましたが、何とか飛行機は飛んでくれて、日付が変わって30分ほどでカイロに到着しました。


日本語ガイド付きのピラミッドツアーをキャンセルしてしまったことを後悔していましたが、幸運にも1日ずらして別の日本語ガイド付きツアーを取ることができました。
ガイドさんの冷たい切り返しにきりきり舞いしながらも、ガイドさんとの会話を楽しみながらバスでメンフィスに向かいました。
ここでラムセス2世の倒れた立像を見ました。
大きかったです。


3000年以上前のものとは思えないほど精巧ですね。
ラムセス2世は、端正な顔立ちでした。


こちらは、ラムセス2世像の外にあった大理石製というスフィンクスです。


こちらは、スフィンクスの先にあった像です。
これもラムセス2世?


次に向かったのはサッカーラです。
こちらは、サッカーラの神殿です。


中に入ると、この通り非常に精密な構造物がありました。
サッカーラの階段ピラミッドは、最古のピラミッドで5000年前に造られたって言っていましたが、この神殿は同時期ではなかったのでしょうか。
とても精巧なので驚きました。


そしてこちらが世界最古のピラミッドという階段ピラミッド。
元々は4段だったものが、6段に改築されたそうです。


ガイドさんに勧められるままに、サッカーラの近くの絨毯スクールに立ち寄りました。
1階はこんな感じで、絨毯の造り方のデモンストレーションをやっていました。


2階に上がって見ると、完全に絨毯の卸売店になっていました。
スクールと言いながら、生徒の姿はなく、結局のところ絨毯屋さんに連れて行かれただけでした。


絨毯屋のあと、ようやくギザの3大ピラミッドにやってきました。


ラクダもいました。
ラクダとピラミッド、絵になりますねえ。
ちょっと感動しました。
ピラミッドにも入りました。
内部トンネル説の話を思い出しながらピラミッドにも入りました。
あまりよくわかりませんでしたが、とてもいい経験になりました。


最後にスフィンクスを見ました。
この時間だと完全に逆光でした。


次の日はエジプト考古学博物館に行きました。
残念ながら内部は撮影禁止だったため、ご紹介することができませんが、あのラムセス2世のミイラもありました。
それから、ツタンカーメンの黄金のマスクもありました。
黄金のマスクと言うと、アガメムノンの黄金のマスク(本当はアガメムノンより古い)を思い出しますが、前者が紀元前13世紀で、後者が紀元前16〜15世紀ということなので、ツタンカーメンのほうが少し新しいんですね。
逆だと思っていました。それでも、ほぼ同時期のものだととらえれば、精巧さで言えばツタンカーメンのマスクのほうがずっと精巧ですね。
さすがはエジプト文明!


エジプト料理にも挑戦しました。
意外にも結構普通にいけました。


ムハンマドアリモスクというところにも行きました。


このあたりは、大きなモスクがたくさんあって、まさに異国って感じでした。


商店街と言うか、屋台が立ち並ぶ通りを歩いてみました。
ちょっと怖かったですね。
遠くには大きなモスクが見えていました。


夜、ハンハリーリという大きな市場に行ってみました。
この辺りには、塔がたくさん立っていました。


市場は人でごった返していました。
カイロの街は夜遅くまで活気に溢れていました。

イマジン * 海外 * 10:16 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

オバマ大統領の就任演説を読んで

オバマ大統領の就任演説を読みました。
この困難な時代に、これからどれだけのことをなし得るのか、アメリカがどう変わるのか、世界中が注目しているでしょう。

私は、演説の中ほどの部分(下記に転載)が印象に残りました。
経済政策の方向性は、日本とはかなり違うように見えます。
特に、科学技術に対するオバマ大統領の期待と決意がよく表れていると思いました。

〜〜〜 毎日JP「オバマ米新大統領:就任演説(その1)」より転載 〜〜〜
我々の能力は落ちていない。だが、過去に固執し、狭い利益しか守らず、面倒な決定は後回しにする時代は終わった。今日からは、我々は立ち上がり、ほこりを払い、アメリカ再創造の仕事に取りかからねばならない。

どこを見回してもすべき仕事がある。経済状況は、大胆で迅速な行動を求めている。我々は新しい職場の創造だけでなく、成長のため新しい基盤を作らねばならない。

我々は道路や橋、電線やデジタル通信網をつくり、我々の商業を支え、我々の結びつきを強めなければならない。我々は科学を本来あるべきレベルに再興し、技術を高めて医療の質を引き上げるとともにコストを下げる。

太陽、風や土壌を使って我々の自動車の燃料とし、工場を動かす。我々の学校や単科大、大学を新たな時代の要請にあわせるようにする。これらすべてが我々には可能だ。これらすべてを我々は実行するのだ。
〜〜〜 転載終了 〜〜〜
イマジン * 海外 * 07:59 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

日本円からユーロへの換金

私の義母は、為替や株価の変動に対するカンが鋭い人です。
今年3月、渡独前に極端な円高ドル安が進んでユーロも安くなっていったときがあって、私が換金するタイミングをはかっていると、「今日が底じゃないかしら」と言われて、その日に換金に行ったということがありました(3/11、152円台のときに換金できました)。すると、その日のうちにユーロが上がり始めて、前後2ヶ月間くらいではこの日がユーロの最安値でした。

先月、金融不安の影響で、ユーロが148円/EUROくらいまで下がったことがありました。
私は手持ちの日本円をユーロに換金しておくチャンスかと思ったのですが、何かのついででちょっと聞いてみたところ、「まだ下がるんじゃない」と言われたので、換金するのをやめました。
そして、今朝たまたま為替相場を見たら、ユーロが急に下がってきていることを知りました。一時135円台まで下がったようですね。で、今日、ようやく換金方法の検討をすることにしました。

一般的に、良く使われているものほど手数料が安くなりますので、マイナー通貨側の国で換金したほうが得になります。日本円をユーロに換金するなら、日本国内で換金したほうが得ということです。だから、ドイツ国内ではいいレートで換金することは難しいと、半ばあきらめていました。でも、135円/ユーロと聞いて、重い腰を上げたというところです。
さて、どうしよう。
ネットでドイツ語のページを読むより、実際に換金してみたほうが早いだろうと思って、銀行をはしごしました。
時間的都合で近くにあった3行でしか換金できませんでしたが、それなりに違いがあることがわかりました。3行でそれぞれ1万円を換金してみた結果は次の通りです。日本国内で換金した場合と比較するために、参考としてワールドカレンシーショップの今日の換金レートを下欄に追加しておきました。


手数料は、換金する金額によって変わってくるのかもしれませんが、この3行のなかではDresdner Bankで換金するのが良さそうですね。日本国内で換金する場合に比べて、1ユーロあたり5円ほど高くなっているので、やはり日本国内で換金するほうがずっと得だということもわかりました。
でもまあ、ドイツで日本円を持っていてもあまり役に立たないので、この程度の差なら換金しておいたほうがよいかもしれませんね。
あとは、インターネット上での手続きで日本国内の銀行で外貨換金をして、それを送金するという方法がありますね。1ユーロ5円も送金手数料は掛からないでしょうから、これができるならこのほうが得だと思います。でも、送金手続きはたぶん銀行窓口でしかできないので、日本にいる誰かに協力してもらわないとできないことです。それを考えると単純な比較はできませんね。
それから、銀行で換金した際に、未入手のコインを1つ手に入れることができました。ちょっとうれしかったですね。ついでに、ユーロコインの収集状況も経過報告しておきます。


現在、73種類になりました。
8月(8月の収集状況はこちら)には1つも入手できていなかったフィンランドとスロベニアですが、それぞれ2枚ずつ手に入りました。まだまだ先は長いですが、マルタ以外は何とかなるような気にもなってきました。
イマジン * 海外 * 01:44 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

ユーロの裏側


みなさん、ユーロ札を見たことがありますか。
かくゆう私もあまり見たことがないのですが、ユーロ札を眺めていたらあることに気がつきました。裏面のデザインがすべて“”のデザインなんです。
最も高額の紙幣500ユーロ(約8万円)札は、斜張橋のデザインです。
100ユーロ(約1.6万円)札は、コンクリートアーチでしょうね。見た感じでは。
それから、50ユーロ(約0.8万円)札は、石造りアーチみたいです。
こんな感じで、どうもユーロ札の裏面は、みんな“橋”のデザインになっています。
ちょっとググってみましたら、人と人、国と国の“架け橋”という意味が込められているそうです。すべてのお札に橋の絵柄が描かれているというのは、橋梁技術者にとってうれしいですね。橋梁の重要さがすべての人に理解されているように感じられ、技術者が尊敬される国民性が表れているように思いました。マイスター制度などが確立しているヨーロッパならではと感嘆しました。
ちなみに、硬貨の表面は共通デザインで、裏面は各国違ったデザインになっているそうで、これもまた面白いなあ、コレクションする人がたくさんいるだろうなあと思いました。現在ユーロを使っている国は、オーストリア、ベルギー、キプロス、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ポルトガル、スロベニア、スペインの15か国だそうです。1ユーロコインにも15種類あるということですよね。ちょっとワクワクしてきました。

イマジン * 海外 * 11:34 * comments(4) * trackbacks(0) * - -

高速道路の事業費

一昨日の青技懇の月例会では、「道路整備の現状と課題・展望」という講演を聴きました。
その中でいろいろと興味深い資料を提示していただいたのですが、たまたま今日の昼食の時に「高速道路の事業費ってどのくらい?」という話題があがったので、講演資料の中にあった、高速道路の事業費について書いておこうと思います。
出典は、国土技術センターの資料ということになっていますが、資料元の年代にバラツキが大きいですので、傾向を知っておく程度の資料です。

   高速道路の工事費+用地費(うち用地費)  単位:億円/km
日本   53.6(11.3)
アメリカ 22.1( 2.9)
ドイツ  16.2( 1.0)
フランス 13.6( 0.8)

補足)
・日本の事業費は、2000〜2004年に新設された高速自動車国道。延長748km。
・アメリカは、1979年に新設されたインターステイトハイウェイ。延長2706km。
・ドイツは、2003年に新設された連邦アウトバーン。延長122km。
・フランスは、1996〜2005年に新設された都市間高速道路。延長930km。

ちなみに、以前にインドの鉄道争奪戦のブログでご紹介させていただきました、中国とインドの鉄道事業費は、次のようになっています。

中国の高速旅客鉄道計画  12.6億円/km
 2010年までに延長2700km、未定を含むと計画総延長4150km
インドの鉄道貨物新線計画  3.0億円/km
 5年間で延長2800kmの計画

イマジン * 海外 * 23:47 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

ドバイです





1カ月くらい前にいただいたメールに添付していただいていたもので、ブログで紹介しようと思いながら、なかなか紹介できなかった写真です。
ドバイです。
すごいです。
バブリーです。
昨年、技術士の口頭試験セミナーで縁のあった方で、写真中央に小さく見えるモノレールの高架橋の工事でドバイに赴任されている方からいただいた写真です。
ドバイは土木学会誌の昨年8月号に特集がありましたが、金が余っている国はやることが違うって感じがします。

写真を送っていいただいた方も、技術士を取得するまでは、国内の仕事をされていたようですが、技術士取得と同時にこうしたプロジェクトに派遣されるとは、技術者冥利につきますね。
ふるのぶさんのブログもそうですが、こうした海外のビッグプロジェクトには、かつて日本にもあったけど今はなくなってしまった夢があります。
世界中で活躍している方々から、こうしたスケール満点の写真がメール一つでリアルタイムにいただけるって、本当にうれしいし、楽しいですね。

イマジン * 海外 * 06:26 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

インドの鉄道争奪戦

BRICsに関する記事を紹介します。
今日の朝日新聞にこんな記事がでていました。
インドでは、首都ニューデリーを中心に、西路線(ニューデリー−ムンバイ)と東路線(ニューデリー−コルタカ)の2つの鉄道貨物新線(計2800km)が計画されており、5年後の完成を目指しているそうです。総工費は2800億ルピー(約8400億円)だそうです。
えーっと、単位延長当たりでは、
8400億円/2800km=3億円/km=30万円/mですか。
まあ、そんなもんですかね。

ちょっと古いですが、同じくBRICsの中国のことが土木学会誌の一昨年の8月号にでていました。
この中に貨物鉄道はでていませんでしたが、中国の高速旅客鉄道計画が紹介されていたので、比べてみます。
今現在の中国元の為替レートは1人民元が16.25円となっています。
温州−福州の事業費が未定となっているので、これを除いて集計すると、4.3億円/km〜24.8億円/kmまでばらつきがありますが、平均は12.6億円/kmとなります。
貨物と旅客の違いをどう見ればよいのかわからないのですが、単純に延長当たりの工事費を比べると、インドの鉄道の方が安いんですね。

話が脱線しましたが、元の記事に戻ります。
インドの鉄道建設ですが、電化とディーゼルとのあいだで綱引きがおこなわれているようですね。日本が得意とするのは電化鉄道で「環境にやさしいですよ」ってPRしており、アメリカは「輸送力の高い2階建てコンテナ貨車を導入するならディーゼルが有利ですよ」とPRしていて、すでに日本は形勢不利となっているらしいです。
この記事を読んだら、日本も日本らしいし、アメリカもアメリカらしいなあと思いました。

そういえば、私の友人で鉄道にすごく詳しい方が、こんど鉄道の話で講演してくれることになっていました。そのときに、上記の話もちょっと聞いてみようと思います。
イマジン * 海外 * 22:13 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
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